認知症は、お口の中の健康状態と、密接な関係があることをご存知でしょうか?
歯の根の下にある感覚神経は、脳と繋がっていて、食べ物を噛み砕く時の刺激で、脳細胞が刺激されます。さらに、歯の根の下を走っている血管が、物を噛む時に歯の根に押されてポンプのような役割を果たし、脳の血流が上がります。その量は、ひと噛みに「お寿司に付いている魚の形の醤油差し」1個分だそうです。1回の食事で考えると、なんと小ぶりのタライ1杯分にもなります。
認知症は、脳の血流の不足も原因の一つです。歯が抜けて少なくなってくると、咀嚼による血流も減ってしまいます。日頃からお口の中の健康を保ち、食事をよく噛んで美味しくいただくことが、認知症の予防にもつながるのです。
(HP担当 Y)